【香港情報】不動産価格

香港の不動産価格は上昇の一途を辿っており、その不動産価格の上昇に歯止めがかからなくなっており、多くの香港市民にとって手の出しにくい状況にまでなっています。

2012年8月に香港政府が発表した最新のデータでは、

前年比、住宅価格は10.6％上昇、賃料は3.5％上昇と過去最高水準を記録しました。

米不動産調査会社グローバル・プロパティ・ガイドが2012年1月に発表した「世界で最も住宅価値が高い都市トップ10」によると、香港は5位にランクインされ、その中で、平均住宅価格は1平方フィートあたり、1373ドル（1坪約113万6千円）と発表されました。

また、アメリカの世界の都市調査・予測を行う会社であるDemographiaの「世界で最も住居費負担が重い都市」の発表で、世界325都市のうち、香港の住宅価格が2年連続で最も高いと発表されました。香港における2011年の住居費負担は世帯収入の12.6倍となっており、世界で最も高いと発表されました。

ほかにも、オフィス賃が1平方フィート当たり年間160HK$は世界最高であることや、

新築住宅の価格はロンドンの新築住宅の価格を55％上回っています。

香港の不動産価格は2009年以降、住宅価格が70％以上上昇しているほか、銀行も住宅ローンの金利を2011年3月から5回に渡り、引き上げています。

この状況に香港政府は2011年中ごろから、不動産の購入制限の強化や、土地供給の増加、担保ローンの利率引き上げ、株式市場への圧力などを行い、一時、不動産価格は下落しましたが、再度、不動産価格はまた上昇しています。

日本では給料の3分の1が家賃支払いと言われていますが、香港では給料の2分の1が家賃支払いとなっています。

【不動産価格高騰の香港、幽霊屋敷に群がる投資家たち：AFP BB news：

【住宅価格が高い世界都市ランキング発表　香港第5位：Japanese.CHINA.ORG.CN：

【香港、住宅価格・賃料が過去最高に：朝日新聞：

【「世界で最も家が高い都市」は香港、年収の12.8倍：サーチナ：

【香港の不動産事情：海外リポート：