2014年9月に三井住友銀行は、ACLEDA Bankの株式を「12.25%」取得しました。
昨年8月に、ビジネス協働を目的とした業務提携覚書を締結し、
本年1月より、日系企業向けの相談窓口の「Foreign Corporate Unit」の
運営を支援を始めていました。
三井住友銀行は、9月にACLEDA 株式を設立当時からの株主である
国際金融公社(International Finance Corporation)–世界銀行のグループ会社
から譲渡を受けます。
その取得金額は、100億円以上だそうです。
今回の三井住友銀行以外にも、
昨年暮れには、オリックスが「6%」の株式を取得しています。
日系企業の進出が相次ぐカンボジアは、GDP7%成長が続いています。
日本の金融機関は、そのビジネスチャンスを感じ取っているため、
最強金融機関(ACLEDA Bank)との関係強化を急いでいるのですね。
カンボジアでは、通常貸出金利は10%以上です。
貸出の利ざやの大きな国であり、資金需要も旺盛なので、
金融ビジネスはまだまだ伸びるセクターです。