海外に口座開設のサポートをさせていただいた際、必ずと言っていいほどある質問に、
「送金手数料っていくらかかるんですか??」
「日本の口座から送るのってかなり高いですよね??」
この2つです。当然気になることですので、本日は送金手数料の仕組みについて書きます。
日本国内の送金では、まず聞きなれないこともありますのでご参考にしてください。
まず手数料の仕組みから (HSBCの場合)
①送金元口座 → 中継銀行 → 送金先HSBC口座
もしくは
②送金元口座 → → → → →送金先HSBC口座(ダイレクト)
上記でかかる手数料には、送金・円為替(リフティングチャージとも呼ばれる)があります。
■送金手数料・・・送金するたびにかかる手数料。
金額は金融機関や利用サービスにより違います。但し送金額や選んだ通貨などには影響しません。目安としては0円~6,000円程度といったところです。
■着金手数料・・・着金側のHSBC口座で発生する手数料はHKD65かかります。送金手数料を事前に支払っていても送金額から差し引かれますのでご注意ください。
■関係銀行手数料(コルレス手数料)
中継する銀行手数料のことです。呼び方は銀行によって色々あるようです。直接取引の無い金融機関同士での取引の場合、第三者の金融機関を中継して手続を行うため、その際に中継金融機関に対して支払う手数料です。国内で利用するほとんどの金融機関でかかります。金額は2,000円~4,000円程度が目安です。
■円為替手数料(リフティングチャージ)・・・円為替手数料とは、円で送金する際の手数料のことです。リフティングチャージとは外貨を両替せずに送金する際の手数料です。多くは送金額に対して数%で少額送金の場合は最低◯◯円のように設定されているようです。
さらにリフティングチャージについてですが、なぜ両替しない場合も手数料がかかるのかというと、一般的に両替を伴う海外送金の場合は、送金手続きにかかる費用を為替手数料として受け取っています。
これと同じく銀行は、両替せずに送金する場合もこれらの手数料を「両替しない場合の手数料」として請求しているからです。
※外貨両替について
HSBCでは、窓口で両替するより電信扱のほうが良いレートで交換できます。
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